Dolce duo 2023
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026COLLABORATION ITEM3DOLCE DUO熟練の職人の技と自然の恵みからうまれる「揖保乃糸」播州のそうめんづくりの始まり播磨の小京都、龍野で生まれた、特産・揖保乃糸。手延そうめん「揖保乃糸」は、厳選した小麦と赤穂の塩を原料に、そうめん作りに適した豊かな気候風土に育まれてきました。およそ600年受け継がれる伝統の手延製法で、幾度も熟成を重ねながら、職人が丹精込めて作り上げた播州地方の名品です。播州地区でのそうめんの生産の歴史は古く、斑鳩寺(揖保郡太子町)の古文書「鵤庄引付」(1418年)に"サウメン"の記述、伊和神社(宍粟市一宮町)社殿造営の祝言に"そうめん"を使う(1461年)等に記録が見られます。播州でそうめんづくりが本格的になったのは、江戸時代の安永頃(1771年〜1780年)だと考えられ、当時は龍野藩の「許可業種」として奨励されていたようです。また伝統の「揖保乃糸」の産地化は、龍野藩が著名な産物の保護育成を始めた文化年間頃(1804年〜1818年)からだと考えられます。明治時代の貴重な写真大きめのなべで沸騰したお湯の中に麺をパラパラと入れます。※1人前2束100gに1リットルのお湯が目安です再び沸騰すれば、ふきこぼれない程度に火加減を調節してください。 熱湯、ふきこぼれに注意してください。ゆであがった麺をすばやくザルに移し、水で粗熱を取った後、清水を流しながらよくもみ洗いすればさらにおいしくなります。お湯を沸かしている間に、必要な束数の帯をほどき準備しておきます。(冷やしそうめん等つけめんで食される場合、大人1人前2束が目安です。)にゅうめん・炒め物等に使用される場合、湯通し・再加熱を考慮して、あらかじめゆで時間を短め(1分~1分30秒)にされますと、一層美味しくお召し上がりいただけます。そうめんのゆで方ワンポイントメモそうめんは「ゆで方」が命です。ゆで時間【 1分30秒 ~ 2分 】が目安です。たっぷりのお湯で123軽くお箸でほぐしながらしっかりもみ洗い

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